【MLB】ロイヤルズ-エンゼルス(7月27日・日本時間28日/カンザスシティ)
エンゼルスの大谷翔平投手が「1番・DH」で先発出場、1回の第1打席は一、二塁間へのゴロに倒れた(記録はショートゴロ)。打席から走り出したところはスピードをつけようと踏み出した大谷だったが、一塁まで数メートルのところでスローダウン。最後まで全力疾走せず、脚を気にするシーンにファンから「脚引きずってる」「走り方からして脚痛そうなんだが」と心配する声が相次いだ。
前日はセンターへ3試合ぶりとなる21号ソロ、さらに三塁への盗塁と活躍した大谷は、明日7月28日(日本時間29日)に投手としてレンジャーズ戦に先発予定。1918年のベーブ・ルース以来104年ぶりとなる「2ケタ勝利・2ケタ本塁打」の大記録達成なるかと、大きな注目となっている。
ただ、気になるのが大谷の右足の状態だ。2日前の試合で第2打席に自打球が右足の太もも上部付近を直撃。苦痛に顔をゆがめて、しばらく打席を外すと、直後には二塁打を放ったものの痛みをこらえて走っていた。前日の試合でもホームランに三盗と、自打球の影響を感じさせないプレーを見せてはいたが、この日の第1打席ではやはりまだ痛みが残る様子。試合前の練習でも気にしていたようで、やはり豪快なホームランにつながる打球がもろに自分に当たった時のダメージは相当なものだったようだ。
大谷はチーム98試合目で93試合目のスタメン出場。完全オフは3試合のみで、代打でも2試合出場している。主力選手ではレンドンが手首を痛めて今季絶望、主砲トラウトも背中の後に脇腹も痛めて離脱が長引いている。試合出場について大谷本人の意向が強く反映される形になっているものの、オフを取らないことに「今日休んでいいのに」という声も寄せられていた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)




