大谷翔平、104年ぶり「2ケタ勝利・2ケタ本塁打」達成ならず 6回8安打2失点11奪三振の粘投も勝利投手の権利なく降板

【MLB】エンゼルス－レンジャーズ（7月28日・日本時間29日／アナハイム）

　エンゼルスの大谷翔平投手が「1番・投手」で先発出場し、6回を投げ8安打2失点11奪三振と粘りの投球だったが、リードを許したまま降板。1918年にベーブ・ルースが記録した「13勝・11本塁打」以来、104年ぶりとなる「2ケタ勝利・2ケタ本塁打」を達成は持ち越しとなった。

【映像】切れ味抜群の変化球で三振を奪う大谷翔平

　今季の「投手・大谷」は開幕投手と務めると、エースとして先発ローテーションを守り、今回が17試合目の登板。過去16試合では9勝5敗、防御率2.80と好成績を残していた。前回登板でも6回まで無失点の好投を続けながら、7回につかまり2本塁打を浴びるなど最終的には6回1/3を投げ6安打6失点でKO。大記録は持ち越しとなった。それでも日本人選手としては野茂英雄（ドジャース）を抜いて日本人投手としては最多となる5試合連続2ケタ奪三振をマーク。今季は残り試合も多く、記録達成も時間の問題と見られている。

　世界中の野球ファンから注目されたマウンドだったが、1回から無死満塁のピンチを招いたものの、3者連続三振で脱出。その後も6試合連続となる2ケタ奪三振をマークしたが、打線の援護がなく2失点のまま降板。勝利投手の権利を得られなかった。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）