【MLB】エンゼルス-レンジャーズ(7月29日・日本時間30日/アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場し、第1打席は一、二塁間への内野ゴロに倒れた。ただ、この打席で注目となったのは球審の広すぎる判定。大谷も一塁へ歩きかけたところ、背中側からストライクのコールを聞き、思わずのけぞり「おぅ」という口になってしまった。
大谷は前日、投打二刀流として出場し投手では6回を投げ8安打2失点11奪三振の熱投。惜しくも10勝目はならず、ベーブ・ルースが達成して以来104年ぶりとなる「2ケタ勝利・2ケタ本塁打」は達成できなかった。それでも球場のファンからは、好投した大谷の活躍を称えてか、第1打席に向かう途中スタジアムDJの「SHOHEI OHTANI」の紹介とともに大歓声。前日、大きな飛球を2発放っていた打者・大谷の活躍を期待する拍手が送られた。
ネヴィン監督代行から休養打診もあったところを出場することを選んだ大谷は、集中して打席に入るとじっくりボールを見極めていたが、初球アウトコースに投じられたストレートはボール気味ながらストライクコール。その後、3球続いてボールとなったカウント3-1からの5球目はカットボールだったが、これも外角のボールゾーンに外れたかと思われたが、またしてもストライクコールとなった。結果6球目には真ん中付近にシンカーが来たところ、大谷はうまく捉えることができず内野ゴロに打ち取られた。
ただ、納得しがたいのはストライクを取られた2つのボールだ。特に5球目は四球と確信した大谷が一塁に歩き出したところをレイトジャッジ気味にストライク。中継映像のストライクゾーン表示でも明らかに外れたとわかる1球だっただけに、球場のファンからもどよめきとブーイングが起きると、視聴者からも「めっちゃはずれてる」「ボールなんですけど」「さっきそこボールだったのに」「これは大谷も呆れる」と不満の声が溢れていた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)





