将棋の順位戦A級は8月4日、2回戦の豊島将之九段(32)と斎藤慎太郎八段(29)が午前10時から対局を開始した。今期順位戦は豊島九段0勝1敗、斎藤八段1勝0敗。ともに、再び名人挑戦を目指して戦う。
豊島九段は2007年4月に四段昇段。竜王戦1組(1組以上:9期)、2019年度名人を含むA級以上は6期。タイトルは通算6期、棋戦優勝は5回。現在、王位戦七番勝負挑戦中で、8月31日に開幕する王座戦五番勝負への挑戦権も獲得。今年度は9勝4敗と好調をキープしている。
斎藤八段は2012年4月に四段昇段。竜王戦2組(1組:2期)、順位戦A級(A級:3期)。タイトルは王座1期で経験があり、順位戦A級では2020、2021年度の2期連続で8勝1敗の好成績を残し、連続で名人挑戦を果たした。今期も白星発進を遂げており、挑戦権争いの最有力候補だ。
両者のこれまでの対戦は7局で、豊島九段の4勝、斎藤八段の3勝。持ち時間は各6時間で、先手番は豊島九段。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
(ABEMA/将棋チャンネルより)