豊島将之九段が今期初勝利 2期連続名人挑戦の斎藤慎太郎八段下す 両者とも1勝1敗に/将棋・順位戦A級
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 将棋の順位戦A級2回戦が8月4日に行われ、豊島将之九段(32)が斎藤慎太郎八段(29)に151手で勝利した。豊島九段は今期初勝利、敗れた斎藤八段は初黒星で、ともに1勝1敗となった。

【映像】豊島将之九段が今期初勝利を挙げた熱戦

 関西所属で歳も近いタイトル経験者同士の一局は、豊島九段の先手番から相掛かりの出だしに。タイトル戦でも多く指される現在人気の戦型とあってか、ハイペースで指し手が進むと思われたが、先に考え始めたのは斎藤八段。正午からの昼食休憩前後で33分、49分と考慮したのに対し、豊島九段は想定内だったのかほとんど時間を使わず、どんどんと持ち時間に差がついた。

 考慮時間の長さが形勢を表していたのか、序盤から中盤にかけて形勢は豊島九段に傾きだし、午後6時からの夕食休憩を迎えたところでは、豊島九段がはっきりと優勢になった。ところが夜戦に突入、終盤になると斎藤八段も持ち味である粘りを発揮、するすると自玉を上部に脱出し入玉模様にまでなった。それでも形勢逆転まで許さなかった豊島九段は、斎藤玉を追い詰め熱戦に終止符を打った。

 順位戦A級は10人参加のリーグ戦で、本局を含めて8人の棋士が終了。2連勝は今期からA級復帰を決めた稲葉陽八段(33)だけ。最年少での名人挑戦がかかる藤井聡太竜王(王位、叡王、王将、棋聖、20)は1回戦に勝利。8月10日に行われる菅井竜也八段(30)との一局で2連勝を目指す。全棋士が9局を終えて、最高成績の者が渡辺明名人(棋王、38)への挑戦権を獲得。勝敗同数の場合はプレーオフが行われる。
ABEMA/将棋チャンネルより)

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