大谷翔平、4試合ぶり23号ソロ！偉業達成お預けの無念と途中交代の不安を払拭する一発登板翌日では今季5本目となる豪快弾

【MLB】エンゼルス－アスレチックス（8月4日・日本時間5日／アナハイム）

　エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場。1回の第1打席に4試合ぶりとなる先制ソロホームランを放った。きのうの試合で今季18試合目となる二刀流のマウンドに上がり1918年にベーブ・ルースが記録して以来104年ぶりとなる「2ケタ勝利・2ケタ本塁打」に挑んだ大谷だが、3度目の正直でも偉業達成ならず。さらに右前腕の張りを訴え、7回の第4打席に代打を送られて途中交代。そんな自身の悔しさとファンの不安を自らのひと振りで払拭してみせた。

【中継】大谷翔平は「2番・DH」で先発出場（生配信中）
　
　無念の敗戦、さらに5月26日（同27日）のブルージェイズ戦以来となるおよそ2カ月ぶりの途中交代で出場が危ぶまれたこの試合で豪快な一発を放ち、周囲の不安と雑音を一掃。登板翌日のホームランとしては、先月23日（同24日）のブレーブス戦で2年連続20号を達成して以来となる今季5本目となるホームランで、改めて二刀流・大谷翔平の存在感を見せつけた。
　
　今季9勝6敗で10勝目、さらに「2ケタ勝利・2ケタ本塁打」の偉業に挑んだきのうの試合は6回途中で99球を投げ､7安打3失点（自責2）､7奪三振で降板。10勝目を逃して7敗目を喫した大谷は打者としても3打数無安打に倒れ、右前腕の張りの影響から7回に代打を送られるなど、投打ともに精彩を欠いて悔しい敗戦を喫していた。
　
　そんな登板翌日に飛び出した23号は、トラウトをはじめとする主力の怪我、さらにポストシーズンが絶望的となった状況下で電撃トレードによって来季への立て直しを図るチームを鼓舞し、けん引する一発となった。（ABEMA『SPORTSチャンネル』）