ロッテ内野陣の“悪送球3連発”に里崎氏が喝! その裏で投手が見せた“全力プレー”には「あっぱれ」
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 7月29日に行われた千葉ロッテマリーンズ対オリックス・バファローズの一戦で、千葉ロッテ内野の“ミス3連発”とその最中にリリーフ・廣畑敦也が見せていた全力プレーに、元・千葉ロッテマリーンズの野球解説者・里崎智也氏が言及した。

【映像】ロッテ内野陣の“悪送球3連発”

 8-8の同点で迎えた延長12回表・オリックスの攻撃。1死一塁の場面で、オリックスの1番・太田椋の放った打球はセカンド・中村奨吾の前へと転がる平凡なゴロに。そのまま併殺プレーで終わるかと思いきや、二塁へ入って中村の送球を受けたショートの藤岡裕大が、一塁へまさかの悪送球。太田はセーフとなり、走者が入れ替わるかたちで2死一塁となる。

 続く2番・福田周平の打席で、マウンドの廣畑はまず一塁へと牽制。一塁走者の代走・小田裕也はスタートを切っており、ランダウンプレーの流れとなったが、ファーストの菅野剛士が二塁へと悪送球。ボールがレフト前へ転がる間に小田は二塁へと進塁する。

 そして、打者の福田は4球目、低めのスプリットにバットを合わせると、打球は一二塁間やや深めの位置へのゴロに。これにセカンド・中村が追いつき、今度こそアウトになるかと思いきや、またも一塁へ悪送球。ボールが一塁ベンチ前を転々とする間に二塁走者の小田が生還し、これが決勝点となった。

 ロッテ内野陣の一連のミスについて、里崎氏は「藤岡、中村、菅野、この3人のエラーはとんでもない。これは普通のキャッチボール(と言えるプレー)なので」と、基本的な部分でのミスに苦言を呈する。

 一方で、相次ぐ悪送球の中でも廣畑が的確にカバーに入っていたことなどに着目し、「(1つ目の悪送球は)キャッチャーより早くカバー入ってるんだから。猛ダッシュで行って、しかも捕っている。牽制も良かったし、3つ目の暴投もしっかりカバーに行っている。これは廣畑の“あっぱれ”プレー。ピッチングもカバーリングもけん制も完璧なのに、これで負け投手は可哀想でしかない」と語った。(ABEMAバズ!パ・リーグ』)

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