【MLB】エンゼルス4-2ツインズ(8月14日・日本時間15日/アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場し7回1死一、二塁のチャンスで迎えた第4打席にレフト前にタイムリーヒットを放ち、2試合連続安打をマークした。前日の試合では3試合ぶりの26号ソロを放ち、復調を予感させていたが、一夜明けた試合でもその感触を保つように快音を響かせ、今季105安打目を記録。昨年記録した138安打を超えるペースを維持し、年間150安打も視野に入ってきた。
大谷の前日までの今季成績は411打数104安打67打点で26本塁打。打率は.253だった。前日には3試合ぶりのホームランでチームに追撃ムードを起こし、その後のサヨナラ勝ちを呼び込むことにもなった。ただ直近7試合の打率は2割を切り、決して状態がいいというわけでもなかった。それでも主力打者数人を欠くエンゼルス打線において、しっかり捉えればオーバーフェンスという大谷は、相手からすれば最も警戒すべき打者であり、前日の試合でも延長に入ったところでは、リーグトップの12個目となる敬遠四球ももらっていた。
この日は第1打席、空振り三振に倒れたが第2打席は相手バッテリーの警戒もあり四球を選んで出塁。続くレンヒーフォのタイムリー二塁打では俊足を飛ばして一気に一塁から生還して球場のファンを沸かせていた。また第3打席でもストレートの四球を選んだ。第4打席では塁が埋まり四球の可能性が少ない中、外角低めの球にさからわずコンタクト。華麗な流し打ちで貴重な追加点を生み出した。
前日までの数字であれば、46本塁打を放った昨季の138安打を超える147.8安打というペースだったが、この試合でもヒットが出たことでそのペースを維持。今日の試合を含めて残り48試合で、1日1安打を積み重ねていけば150安打という節目の数字にも手が届く。打率は上がらないもののホームランは月間で4本と増えており、波に乗れば量産モードに入る兆しも見えている。チームはポストシーズン進出がほぼ絶望的な中、大谷はどこまで明日、さらには来季につながるヒットを打ち続けられるか。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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