【MLB】エンゼルス7-11マリナーズ(8月17日・日本時間18日/アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場し、5打数4安打4打点1本塁打と打ちまくった。ヒット、ヒット、スリーベースと3安打を放った後に迎えた9回の第5打席では、カウント1-1から内角に入ってくるようなスライダーを強振。やや詰まったように見えた当たりだったが、打球速度102.9マイル(165.6キロ)、28度で飛び出すと、そのままぐんぐんと伸びてセンターフェンスをオーバー。396フィート(120.7メートル)のホームランとなった。打った瞬間、それとわかるものでないにも関わらず、いつまでも落ちてこない打球に対して、ファンからも「あれが入るんや」と驚きの声が寄せられた。
【映像】大谷翔平、27号は詰まり気味に見えてもフェンスオーバー
ぶんぶんと振り回すだけではない。正しいところでミートするからしっかりと飛んでいく。そんなテクニックとパワーが合わさったからこそ生まれたようなホームランだった。大谷はこの日の第3打席にも外角低めのスライダーに対して、うまくバットを合わせてセンター前にクリーンヒットを放っていた。不調時は泳ぎ気味になっていた低めの変化球に対して、しっかりと引きつけてから叩くことで、速球を反射的に弾き返すのとはまた違った技術を出し、ヒットを量産し始めている。27号を放った第5打席も1球目、2球目と低めいっぱいのストレートを見極めると、3球目に来たスライダーにタイミングをずらされることなくインパクトの瞬間を迎えた。
ただ見た目には、少し詰まった当たりのようだった。ところがここからメジャー5年目を迎えてNPB自体から格段に増した大谷のパワーがものを言った。ぐいっとボールを押し込むようにバットを振り抜くと、時折「大谷ゾーン」と呼ばれるセンターからレフトに向けて強い打球が飛んでいった。ここのエリアは大谷が打撃好調時によく飛び、さらに伸びると言われる場所。ホームランを含めて10打数8安打、打率.800と打ちまくっているだけに、ここに飛べば間違いないという当たりでもあった。
これだけ打ちまくれば明日8月18日(日本時間19日)に試合がないのが惜しいと思うファンも多いところ。大谷には絶好調モードを持続して、休み明けにもさらに打ちまくり、日本人選手初の2年連続30本塁打、さらには今季初の月間打率3割に向けて加速してもらいたいところだ。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
■大谷翔平 人気記事
・ドジャース(大谷翔平所属)試合日程・時間・放送予定 【2024シーズン】
・大谷翔平 成績・打席結果【2024シーズン】
・大谷翔平 ホームラン成績【2024シーズン】
・ドジャース大谷翔平 年俸推移・予想
・大谷翔平の速報・今日のニュースを見る
■Pick Up
・嫌われない広告とは?「ABEMA」のスポーツ×広告事例から紐解く
・スポーツコンテンツに適したの“ライブ特化型広告”って何?
・槙野智章氏と考える「スポーツ×マーケティング」の可能性