出口若武六段、四段昇段同期の黒田尭之五段に快勝 超早指しでも長手数の詰み筋を読み切り勝ち/将棋・ABEMAトーナメント 将棋 2022/08/20 17:57 拡大する 将棋界の早指し団体戦「第5回ABEMAトーナメント」の本戦トーナメント2回戦第2試合、チーム稲葉とエントリーチームの対戦が8月20日に生放送された。第1局は出口若武六段(27)が黒田尭之五段(25)に快勝、四段昇段の同期対決を制した。【中継】チーム稲葉 対 エントリーチーム 関西の強豪棋士が集結した対戦 先手の黒田五段が三間飛車に美濃囲い、後手の出口六段が居飛車に銀冠と、じっくり囲い合う序盤になったが、2筋から出口六段が仕掛けたことに黒田五段が反応し角交換になり、急に戦いがスタート。黒田五段が持ち駒とした角を出口陣に打ち込み、銀と交換になっても陣形を崩す積極策に出た。それでも慌てない出口六段は駒得を活かして盤面中央での攻防戦で抜け出すと、黒田五段のと金攻めよりもスピードに勝る攻めで優勢に。最後は気持ちよく即詰みに討ち取り、華麗に白星を手にした。 続きを読む