将棋の藤井聡太王位(竜王、叡王、王将、棋聖、20)に豊島将之九段(32)が挑戦する、お〜いお茶杯王位戦七番勝負は8月25日、徳島市の「渭水苑」で第4局2日目の対局が行われている。ABEMAの中継には、藤井王位と奨励会三段リーグを戦った西田拓也五段(31)が出演。解説の合間に当時を振り返り、「他の奨励会員が(藤井三段の)感想戦を見に来ていた」と最年少三段が多くの注目を集めていたエピソードを披露した。
西田五段は、2005年4月に6級で奨励会に入会。2008年10月に三段、2017年4月に四段プロデビューを果たした。藤井王位は2015年10月18日に史上最年少の13歳2か月で奨励会三段に昇段。2016年4月から行われた第59期奨励会三段リーグを1期で抜けてプロ入りしたため、西田五段とのリーグ対戦は1局のみだったが、「相穴熊の将棋で180~190手くらいの長手数となって、その時は運よく僕が勝ちました」と振り返った。
西田五段との対戦時、藤井王位は14歳になったばかり。それでも「とにかく注目度が高かったですね。詰将棋がとんでもなくできる人という印象があって、それはみんな言っていました。言い方が悪いですが『人間じゃない』と(笑い)。対局の後に別室で感想戦をやっていたんですが、他の奨励会員が見に来ていました」と多くの耳目を集めていたことを明かした。
修行時代のエピソードに、視聴者からは「やはり将棋星人でしたか…」「確かに人間離れしてるもんなー」「人間じゃないww」「その時から人間じゃなかったのか」「へー見に来るんだ」「感想戦見学とかあるんか」「成長のスピードが異次元だったんですね」と多数のコメントが寄せられていた。
(ABEMA/将棋チャンネルより)