【MLB】ブルージェイズ0-2エンゼルス(8月27日・日本時間28日/トロント)
エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・投手」で先発出場。今季22度目となる二刀流の先発マウンドで7回、今季最多となる109球を投げ被安打2、奪三振9、与四球1の好投で11勝目を挙げ、チームを連勝に導いた。立ち上がり、変化球主体のピッチングからフォーシームを主体とした投球に切り替えた3回には、100マイルをズドンでブルージェイズの主軸を見逃し三振に取る場面も見られ、その際に相手強打者が見せた“白旗”リアクションに対して、視聴者から「痺れた」と興奮の声が殺到した。
【映像】大谷翔平、100マイルに相手打者が「白旗」リアクション
この日の大谷は初回からスプリットやシンカー、スライダーなど変化球を多投する立ち上がり。しかし3回からは一転、フォーシームを主体に切り替えた大谷は9番・ブラッドリーを二ゴロ、初回にヒットを許しているスプリンガーを見逃し三振に仕留める。直後、ゲレロJr.に遊中間を破られランナーを二塁に背負うピンチを招いたが、3番・カークを渾身の100マイルでズバッと見逃し三振に打ち取った。
この回、最後の打者となったカークは今季前半戦の打率が.315、11本塁打で球宴初出場を果たした有望株。大谷のスプリットとスライダーを見極め、食らいついて迎えた7球目。大谷がスタッシのサインに2度首を振って投じた100マイル(約161キロ)のフォーシームが外角低めを突くと、カークはまったく手が出ずに見逃し三振に倒れた。
球審のストライクコールを聞いた瞬間、カークは両腕をだらりとして脱力。口をへの字に結び、遠くを眺めていた。その様子を見たABEMAの視聴者からは「痺れた」「カッコ良すぎ」「それは打てない」「気持ち良すぎるストレート」など驚嘆の声が殺到した。
フォーシームを主体にして以降、3回まで62球で多かった球数は、4回72球、5回84球、6回94球と投球のリズム、テンポとともに改善。規定投球回数到達のためにこの試合でクリアしておきたかった6回を超える7回まで投げ切り、投球回数を128まで伸ばし、規定投球回数まで34回とした。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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