【MLB】エンゼルス-ヤンキース(8月31日・日本時間9月1日/アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・DH」で先発出場、1回の第1打席にあと1メートルどころか50センチ伸びていればセンターフェンスを越える30号ホームランという大飛球を放った。打たれた瞬間、ヤンキース先発のエース・コールは「しまった」とばかりに、血の気が引いたような表情で打球の行方を見守り、ファンからも「コールも顔色変わった」「笑顔が消えた」と指摘されることとなった。
大谷は直近、3試合連続でマルチ安打を記録し、本塁打も2本。月間打率が今季初めて3割を超えた8月の好調ぶりを示すかのように、月末に入ってまたも打ちまくり始めた。今季はここまで29本塁打を放っており、日本人選手としては初めてとなる「2年連続30本塁打」に王手をかけている。
両リーグトップを独走する51本塁打を放つヤンキース・ジャッジとのMVP争いも注目される中、第1打席に入ると、コールの投げた初球のナックルカーブをじっくり引きつけてから強振。ややバットの先に当たったようには見えたものの、打球速度は107.6マイル(173.2キロ)、35度の角度で飛び出すと、センターフェンスに向かって一直線に飛んでいった。
飛距離389フィート(118.6メートル)飛んだものの、ボールはわずかにフェンスを越えずジャンプしたヤンキースのセンター・ヒックスのグラブに収まり、地元アナハイムのエンゼルスファンからは大きなため息が漏れた。
この大飛球に肝を冷やしたのがコールだ。コールは昨年も大谷に、あと少しでホームランかという大きな当たりを打たれ、その時は足を大きく上げるリアクションを見せていた。今回も、打球が舞い上がった瞬間、センター方向を心配そうに見つめて完全に無表情状態。ヒックスの好プレーを見届けると、ようやくホッとした顔に戻った。ファンからも一部始終については「行ったと思った」「めっちゃ惜しい」「ヒヤッとした」「コールヒヤヒヤ」「コールの去年のリアクションを思い出す」といった声が多数寄せられていた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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