「6-5-6-4」の変則ゲッツー 里崎氏はサード安田の好判断を称賛「ジャストタイミングで投げている」
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 8月31日に行われた福岡ソフトバンクホークス対千葉ロッテマリーンズの一戦で、ロッテ内野が成功させた「6-5-6-4」の変則ゲッツーについて、元・千葉ロッテマリーンズの野球解説者・里崎智也氏が言及した。

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 1回裏・ソフトバンクの攻撃、無死二塁の場面で、ソフトバンクの2番・野村勇の打球はロッテのショート・小川龍成の正面へと転がる平凡な内野ゴロに。これを見て、二塁走者の今宮健太は三塁へスタートを切ったが、小川がサード・安田尚憲へと送球して挟殺プレーに。

 安田は今宮との距離を縮めたところでショートの小川へと送球。小川は今宮をタッチアウトにすると、すかさず二塁へと送球し、カバーに入っていた中村奨吾が二塁を陥れようとしていた打者走者の野村をタッチアウトにした。先制点を奪われかねない場面から、この「6-5-6-4」の変則ゲッツーを成功させ、先発の石川歩を助けることとなった。

 里崎氏は「このプレーで一番素晴らしいのはサードの安田」と切り出すと、「今宮が切り返すジャストのタイミングで投げることによって小川が瞬時にタッチアウトにできたので、その判断とプレーもかなり大きかった」と解説。また、「この時安田は『セカンド!』って言ってるんです。小川は(真後ろの打者走者が)見えていないから」と、その後の声によるフォローまでも完璧だった点を称賛した。(ABEMAバズ!パ・リーグ』)

犠飛にならない“ショートフライ” 見る者困惑のプレー
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超変則ゲッツー!『4-2-5-3-4-6-8』
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“きつねダンス”が完全体に…! ついに“しっぽ”生える
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