【MLB】エンゼルス2-1アストロズ(9月3日・日本時間4日/アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・投手」で先発出場したこの試合。6回に2死満塁、この日最大のピンチを無失点で切り抜けた直後、塁上にいたアストロズのアルトゥーベとすれ違いざまに笑顔で会話をするシーンがあった。互いに認め合った者同士が見せた何気ないコミュニケーションに対して「こういうの好き」「仲いいな」など、視聴者の反響があった。
問題の場面は0-1とエンゼルスが1点ビハインドで迎えた6回表、アルトゥーベのセンター前ヒットをきっかけにこの回2死満塁のピンチを招いた大谷。ここはアストロズ好打者・バスケスをスライダーでライトフライに打ち取り、辛うじて無失点で切り抜けた。その直後、ベンチへ戻る際に大谷は、この日自身から2安打を放っているアルトゥーベと何やら会話、互いににっこりと笑顔を見せた。
これにABEMAで実況を務めているDJケチャップ氏は「アルトゥーベと何か言葉をかわして、まだ余裕があるぞ!ナイスピッチング大谷!」と声を上げた。視聴者もこのやりとりに着目。「ベンチ帰る前にアルトゥーベとおしゃべり」「こういうの好き」「かわいい」「アルトゥーベ話しかけれてよかったね笑」と反響が寄せられた。
昨年はMVP、そして今季もヤンキース・ジャッジとのMVP争いが注目されるスーパースターの大谷には、敵軍のライバルが話しかけるシーンも珍しくない。この日この場面では、2017年のア・リーグMVPを受賞した「小さな巨人」ことアルトゥーベもまた大谷と会話をしたかった様子。味方はもとより、ライバルチームの選手からも愛される大谷の魅力が垣間見られるひと幕だった。
なお試合は延長12回の末にエンゼルスが伏兵・ダフィーの殊勲打でサヨナラ勝ちを収めた。今季23度目となる二刀流のマウンドで12勝目を目指した大谷は、8回今季最多となる111球を投げ、被安打6、奪三振5、死球1で1失点。7回にチームが同点に追いついたものの、逆転には至らず8回を投げ終えてマウンドを降り、今季12勝目はおあずけとなった。また注目の集まる史上初“投打ダブル”での規定到達による偉業達成に向け、今季の投球回数を136回まで伸ばし、残りを26回とした(規定投球回数は162回)。チームのサヨナラの場面では、野球少年のような笑顔を浮かべ、歓喜の輪に加わった。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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