中盤の難所、藤井聡太王位が60手目を封じる 豊島将之九段との注目の一戦、形勢互角で2日目へ/将棋・王位戦七番勝負第5局
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 将棋藤井聡太王位(竜王、叡王、王将、棋聖、20)に豊島将之九段(32)が挑戦する、お〜いお茶杯王位戦七番勝負は9月5日、静岡県牧之原市の「平田寺」で第5局が行われ、藤井王位が60手目を封じて指し掛けとなった。あす6日午前9時頃に封じ手を開封し、対局が再開される。

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 防衛3連覇を目指す藤井王位と、4期ぶりの王位復位を狙う豊島九段が激突する本シリーズ。第5局は、1勝3敗でカド番に立つ豊島九段の先手番で始まった。戦型は5局連続の「角換わり腰掛け銀」に。互いに細かな駆け引きを繰り出し、豊島九段の攻め、藤井王位の受けで進行している。中盤の難所を迎えており、封じ手の時点でABEMAの「SHOGI AI」は互角を示している。

 今後の方針を決めるべく、豊島九段は35分を使って中央地点に歩を先着。ABEMAの中継に出演した郷田真隆九段(51)は、「先手にとって大きな決断になった場面。他の手もいろいろあったと思うが、直線的で単調な将棋になってあまり自信が持てなかったんだと思う。飛車を寄ることもあり得たと思うが、傷を消されると主張点が見い出せなくなるので、(中央の地点に)拠点を築いたんだと思う」と解説した。

 豊島九段の決断の一手に、藤井王位は1時間13分を投入。そのまま封じ手の時刻を迎えた。この場面での長考に、郷田九段は「指すこともできたと思うが、藤井王位にとっては必要な時間だったんだと思う」とコメントした。

 2日目の対局は、6日午前9時頃から再開される。持ち時間は各8時間。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。

【封じ手時点での残り持ち時間】

▲豊島将之九段 4時間39分(消費3時間21分)
△藤井聡太王位 5時間5分(消費2時間55分)

(ABEMA/将棋チャンネルより)

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