【MLB】エンゼルス10-0タイガース(9月5日・日本時間6日/アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・DH」で先発出場し、7回の第4打席にこの試合2本目となる32号ソロを放った。第2打席には角度19度ながら打球速度111.4マイル(179.3キロ)という超弾丸ライナーの31号を放っていたが、第4打席では打球速度108.6マイル(174.8キロ)で飛距離は416フィート(126.8メートル)を記録する豪快な一発。衝撃的なホームラン2本を最前列で見ていた親子が大興奮するシーンが、中継映像ではっきりと映り込んだ。
こんな極上なショー、まさに「SHO TIME」をネット裏の最前列で見られることも、そうはないだろう。第2打席は、ファンも本人も打球を見失うような強烈な当たりが、ライトフェンス上部のホームランゾーンを直撃した一発。ファンにとっても、オーバーフェンスまでの時間を味わう余裕もないようなホームランだった。
大谷だけでなくトラウトにも一発が出るなど、エンゼルス大勝ムードで迎えた7回、もう一本出てほしいという期待が高まる中、これに応えるからスーパースターだ。タイガースの3番手ヒルの投げた初球、真ん中低めの変化球を力感なく、華麗なスイングで弾き返すと、今度の打球は実に大谷らしくセンターやや左に放物線を描いて飛び込む32号。31号では二塁付近まで全力疾走したが、今度はお得意の「確信歩き」を見せる余裕もあった。
会心の一撃を堪能したのはファンも同じ。ネット裏で見守っていた男性が大きな口を開け、女性も両手を挙げて拍手をしたが、最も大きなリアクションを取ったのが親子だ。息子らしき少年を足の上に乗せて見ていた男性は、大谷の打球がセンター方向に舞い上がったのを確認した瞬間「見たか!ホームランだぞ!」というように、両手の指で打球方向を指差す仕草。少年もびっくりした表情を浮かべていた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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