【MLB】エンゼルス10-0タイガース(9月5日・日本時間6日/アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・DH」で先発出場し、31号・32号という2本の本塁打を含む5打数3安打3打点と大活躍した。3回の第2打席では、目にも止まらぬ超低弾道のライナーをライトに31号2ランを運んだが、7回の第4打席はこれぞ大谷らしい、高い弾道でセンターやや左に放り込む美麗な32号。ファンの期待を上回るホームランを放ち続けるヒーローに、球場のファンも総立ちになると、中には踊り出す人まで見られた。
ノリノリの楽曲が爆音で流れるよりも、大谷による極上の2本塁打の方が、よほどファンのテンションを上げるのだろう。試合序盤から大谷の31号などでリードし、気分よく試合を見守っていたエンゼルスファンだが、この試合一番の盛り上がりになったのは、7回に迎えた大谷の打席だった。
タイガースの3番手としてマウンドに登ったヒルの初球、大谷に隙はなかった。緩い変化球が真ん中低めに甘く入ってきたところ、強引に引っ張るわけでもなく、スムーズにボールの内側を強く叩くと、打球はセンターからやや左に飛んでいき、通称「大谷エリア」に。第1打席の弾丸ライナーとは異なり、夜空に高々と舞う打球を本人も「確信歩き」しながら見送る、実に気持ちのいいホームランだった。
衝撃的な31号に続き、打球にうっとりするような32号を見たファンは、次々と立ち上がり大盛り上がり。大谷がダイヤモンドを1周するまでには総立ち状態となり、中には日本の国旗を持って踊るカップルまで見られた。中継を見ていた視聴者からも「体からパワー出てる」「スーパースターです」というコメントも寄せられるほど、これぞ「SHO TIME」という一夜。ア・リーグMVPを争うジャッジは、ア・リーグ記録を上回るペースで54本塁打を放っているが「規定打席&規定投球回」のダブル達成に加え、2年連続での40本塁打を達成するようなことがあれば、こちらも2年連続となるMVPにも大きく前進することだろう。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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