【MLB】エンゼルス4-5タイガース(9月7日・日本時間8日/アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・DH」で先発出場し、7回の第4打席に一時は勝ち越しとなる2試合ぶりの33号ソロを放った。8月下旬から打撃絶好調となり、9戦で6発を完全に本塁打量産モード。昨季46本塁打を放ったことを彷彿とさせる活躍ぶりだ。33号を球場のファンも大喜びで見届けたが、その中にはネット裏でメッセージボードを掲げる女性ファンの姿も。現地の中継にも度々映り込むと、ホームランも飛び出したことから注目の的になった。
日本人と見られるアジア系の女性は、試合開始早々からネット裏の特等席に陣取っていた。メッセージボードには「本塁打」「勝利」「Victory」と、状況に応じたものが用意されており、エンゼルスの攻撃中に掲げていた。5回、トラウトに4試合連続となる32号ソロが生まれた時には「本塁打」を出しており、快音が響いた瞬間にはすぐに立ち上がり、ボードを両手で大きく掲げて喜びを爆発させていた。
試合も終盤、7回に入ったところで大谷は先頭打者として4打席目を迎えた。同点に追いつかれた直後で、チームもファンも、大谷の勝ち越し弾に期待するところ。例の女性ファンも「本塁打」を出すと思いきや、掲げたのは「同じ時代に生きていることに感謝」と、単語ではなくメッセージだった。大谷が快記録を達成した際、ファンだけでなく著名人からもよく聞かれる言葉でもある。すると大谷はカウント2-0からの3球目を強振。やや詰まりながらも打球は飛距離401フィート(122.2メートル)で右中間席に届く、勝ち越し33号ソロとなった。
トラウトの一発でも大喜びしていた女性だが、今度は喜びのあまりに絶叫。ボードを左手に持ちつつ、右手一本で高々とバンザイし、その場で何度も飛び跳ねていた。なお、近くに座っていた日本人らしきエンゼルスファンの男性も、大谷が打った瞬間には「うおー!」と大きな口を上げてガッツポーズ。おそらくこの男性も女性と同じく、大谷と同じ時代に生きていることに感謝しただろう。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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