【MLB】エンゼルス4-5タイガース(9月7日・日本時間8日/アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・DH」で先発出場し、7回に一時勝ち越しとなる33号ソロを放った。やや詰まりながらも屈強な海外の選手も顔負けのパワーで弾き返した122メートル弾。惜しくも勝利にはつながらなかったが、年間ペースも39.0本までアップ。2年連続40本塁打の快挙も夢ではなくなった。完全に本塁打量産モードに入ったが、各メディアのニュースで何度も繰り返し流れる映像に、見事に映り込んでいるのが日本企業の看板。「いい波乗ってんねー」ならぬ「いいとこ取ってんねー」な状態になっている。
日本時間では早朝、午前5時過ぎから始まったこの試合。大谷の33号が生まれたのは7回、午前7時48分ごろのことだった。日本では通勤中か通学中か、という時間帯。視聴者からは、いい朝が迎えられたと喜びも声が多数寄せられていた。
木曜日の朝を彩る大谷の豪快なホームランだったが、抜群のポジショニングができていたのが、広告を出している日本企業だ。33号は右中間最深部に飛んでいったが、フェンス部分に表示されていたのは、コニカミノルタの広告。ちょうど真上を通過したこともあり、このホームランのニュースが流れる度に、「コニカミノルタ弾」として繰り返し目に入ることだろう。
実はこの現象、珍しいことでもない。2試合前に32号を放った際は、打球は通称「大谷エリア」と呼ばれるセンターやや左の方向に飛んでいったが、フェンスには「FUNAI×YAMADA」のロゴが。テレビメーカーとして知られる船井電機と、家電量販店のヤマダ電機によるものだ。この広告は33号のネット裏部分にも入っていた。
連日、打って投げてとニュースに取り上げられる大谷だからこそ、広告効果も抜群だが、中でもホームランのシーンは格別。大谷の打球方向を調べてのものか、それとも偶然か。何にしても「いいとこ取ってんねー」と言えるラッキーが次々と舞い降りている。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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