【MLB】エンゼルス4-5タイガース(9月7日・日本時間9月8日/アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・DH」で先発出場した試合で、主砲トラウトが4試合連続となる32号を放った。エンゼルスではホームランの際、ベースを周ってベンチに戻った選手に祝福の水をかける“ウォータースプラッシュ”が恒例となっているが、これを巡るトラウトとチームメートの駆け引きが話題となっている。
エンゼルスが2-1とリードして迎えた5回、先頭のトラウトが3度目の打席に入った。マウンド上はこの回から代わった2番手ベスト。トラウトはベストの5球目、97マイル(約156キロ)の低めいっぱいのストレートを右中間に弾き返すと、打球はそのままフェンスのラインを越える32号ソロとなった。
トラウトらしい1発、しかも4戦連発となる一打にエンゼルスベンチにも笑顔があふれる。カウボーイハットを被ってチームメートとハイタッチを交わすトラウト。通常、この後にはコップの水をかけられる一幕があるのだが、チームの圧倒的兄貴分であるトラウトや、試合中は集中を切らすことが少なかった大谷に対しては、スプラッシュがなかったり、かけてもごくわずかな量だったりと遠慮が見られていた。それも最近は少しずつ解禁となっていたのだが、やはり顔に水をかけられるのは嫌なのか、2日前の試合でホームランが出た際にトラウトは水をかけられる瞬間に身をかわしてこれを避けるシーンがあった。すると昨日の試合では、トラウトが避けるのを見越して水をかける方もフェイント込みの二段構えにするという対策を見せていた。
果たしてこの日のウォータースプラッシュはどうなるのか。避けるのか避けないのか注目されたが、トラウトはハイタッチの最後、ベンチ奥へダッシュで逃げるという予想外の作戦に出る。これにはコップを持って待ち構えていたスアレスも水をかけることができず空振りに終わっていた。ABEMAの視聴者も「水拒否」「ダッシュで消えたw」と楽しんだ様子だった。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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