【MLB】エンゼルス6-1アストロズ(9月10日・日本時間11日/ヒューストン)
エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・投手」で先発出場。自己最多となる今季12勝目(8敗)を挙げた一方で、指のマメの影響で6回を前に緊急降板となった。そんな大谷のコンディションについて館山昌平氏が元投手の経験から今後の投球に与える投球について懸念を示した。またトミー・ジョン手術を3度受けて復活の勝利を果たすなど、NPBで15年活躍した館山氏の見解に対しては「流石ケガの専門家」「それなら無理させれないな」などの反響が多数寄せられた。
5点をリードしエンゼルス勝利が近づいた9回裏、まずABEMA実況のDJケチャップ氏が残り21回となった大谷の規定投球回について「無理させたくないといっても、21イニング残してシーズン終わるのもね…」と館山氏に話題を振ると「来年以降のことを考えて、例えば今スピードが出始めたというところで、マメがありながら投げてしまうとヒジとかに負担をかけてしまうわけですね。また新しい球種、ツーシーム(シンカー)も投げ始めていますからね」と返答。この日も100マイル(約160キロ)の変化球・驚速ツーシームを披露していた大谷の体を慮った。
この説明にケチャップ氏は「ええ!マメからヒジまで影響を受けるんですか?」とビックリ。館山氏いわくマメは投手に大きな負担を与えるとのことで「ちょっとでも指にかかる圧が1%、2%でも変わってしまうと、遠心力も加わって、ヒジとかに(影響が)来るので、ちょっとしたことでもダメですよ」。これにケチャップ氏は「繊細だなあ…」と驚いていた。
館山氏自身、かつて大谷が受けた「トミー・ジョン手術」を3度受けており、投手のコンディション管理やリハビリ事情に精通している。またこの手術を3度も受けて勝利を挙げたのは、日米通じて館山氏が初めてではとのエピソードも披露。苦労を乗り越え通算15年、85勝(68敗)を挙げた館山氏から大谷のコンディションが具体的に説明されると、ABEMAの視聴者からは「3回ヒジやってる人が言うと、説得力ある」などと反響が寄せられ、さらには「館山さん、大谷のメディカルアドバイザーになってほしい」との声も上がっていた。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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