マゲは体の一部ですから! 際どい勝負の結末に相撲ファンも手に汗握り興奮「顔から突っ込む」「お相撲さんの覚悟完了してる感溢れていた」
【映像】僅差でマゲが先に土俵についたとわかった瞬間

大相撲九月場所>◇初日◇11日◇東京・両国国技館

 前頭十四枚目・千代翔馬(九重)と前頭十三枚目・王鵬(大嶽)の一番は両者がほぼ同じタイミングで土俵に倒れ込んだ。軍配は千代翔馬に上がったが、協議の結果、千代翔馬の髷(マゲ)が先に土俵に接したと判断され、王鵬の勝利となった。

【映像】土俵に“顔から突っ込む”両力士の気迫

 立ち合い正面からぶつかっていった両力士。王鵬が力強く押し込んでいったが、そこから千代翔馬が投げに出て、ほぼ同時に土俵上へと倒れ込んだ。軍配は千代翔馬に上がり、館内は一時、騒然となった。しかし、物言いがつき、協議の末、千代翔馬のマゲが先に土俵に接したと判断され、行司差し違えで王鵬の勝利となった。

 この取り組みを受け、ABEMAで解説を務めた元横綱・若乃花の花田虎上氏は「両者、良いですね。絶対に手をつかないという、最後まで諦めない姿勢を見る事ができました」と両力士の姿勢を称賛。また、実況席に座った元NHKの藤井康生アナウンサーは「大相撲は足の裏以外の部分が土俵についたら負けになりますので、マゲは体の一部ですから、当然先についてはいけません」と伝えていた。

 相撲ファンからは「勝負の行方を左右したのはマゲ。お相撲ならではだね」「顔から突っ込む」「お相撲さんの覚悟完了してる感溢れていた」「初日からアッツいのぅ〜」などの声がネット上に寄せられた。
(ABEMA『大相撲チャンネル』)

【映像】僅差でマゲが先に土俵についたとわかった瞬間
【映像】僅差でマゲが先に土俵についたとわかった瞬間
【映像】土俵に“顔から突っ込む”両力士の気迫

マゲは体の一部ですから! 際どい勝負の結末に相撲ファンも手に汗握り興奮「顔から突っ込む」「お相撲さんの覚悟完了してる感溢れていた」