身体能力に溢れる選手が多いMLBにおいて、ここまで打っても投げても規格外という選手は珍しい。パイレーツのクルーズは、ドミニカ出身の23歳。身長200.7センチ、体重99.8キロという長身・細身の内野手だが、送球すれば内野手では最速の157.4キロの計測。打っては打球速度が196.9キロと、とてつもない数字を叩き出している。そのクルーズが最近見せたのが、崩されながらも放った場外弾。数多くの選手を見てきた関係者たちの度肝を抜くことになった。
クルーズが衝撃の一発を放ったのはメッツ戦。内角低めへの変化球にやや体が突っ込み、崩されかけたが、振り払うように打ったところ、打球は低弾道で飛び出し、そのままライト方向へ。ライトライナーか、はたまたライト線へと落ちるヒットか、と思われたものの打球の勢いは想像以上で、なんとライトスタンドを越えて場外へ。球場外にある川へと消えていった。
クルーズの場外弾を紹介したABEMAの情報番組「MLBスタジアム」では、過去に記録した最速送球・最速打球をともに紹介。投打二刀流といえばエンゼルス大谷翔平投手だが、打って投げての大活躍を見せるクルーズに対して「あの打ち方であんなに飛ぶの???」「パワーヤバくね」「肩もえぐいいいいい!」「速すぎやろ」「二刀流できるやん」と驚きの声が止まらなかった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)




