将棋の永瀬拓矢王座(30)に豊島将之九段(32)が挑戦する第70期王座戦五番勝負第2局は、9月13日午後6時43分、118手で千日手が成立した。指し直し局は先後を入れ替え、永瀬王座の先手番で指される。
4連覇を目指す永瀬王座と、初の王座奪取を狙う豊島九段が激突するシリーズ。豊島九段の先手番で始まった第2局は、「角換わり腰掛け銀」の出だしとなった。互いの深い研究がぶつかり合った結果、終盤戦で同一局面が4回出現し、118手で千日手が成立した。消費時間は豊島九段が4時間50分、永瀬王座が3時間31分。
指し直し局は先後を入れ替えて、午後7時13分から永瀬王座の先手番で指される。
両者のタイトル戦での対戦は2020年度の叡王戦七番勝負以来2度目。前回は、七番勝負で2持将棋1千日手の死闘が繰り広げられ、フルセットを越えた“九番勝負”としてファンに強烈な記憶を残した。結果は豊島九段が4勝3敗で勝利。本シリーズも、開幕前からどのような激闘が繰り広げられるか、大注目を集めていた。
ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
(ABEMA/将棋チャンネルより)