【MLB】ガーディアンズ-エンゼルス(9月13日・日本時間14日/クリーブランド)
エンゼルスの大谷翔平が「3番・DH」で先発出場した試合で、ネット裏の広告にペットフードの広告が表示される時間帯があった。愛らしい犬が3匹、つぶらな瞳でこちらを向いているものだが、ABEMAの中継で解説を務めていた福島良一氏が「気になってゲームに集中できないな」と苦笑い。「若い女性が映っていて、ピッチャーが集中できないことがあってから映さなくなった」と豆知識を紹介した。
3回裏、ガーディアンズの打者に対して、エンゼルスの先発スアレスが真剣な眼差しで向き合っていたが、その先から愛らしい視線を送り返してきた。犬だ。犬用のビスケットブランド「ミルクボーン」の広告で、3匹の犬が飼い主に「おやつちょうだい」とばかりに視線を投げかけているクリエイティブになっているが、一度気になってしまうと目が離せない。真っ先に虜になったのが、解説していた福島氏だった。「気になってゲームに集中できないな。あの広告、ワンちゃん3匹がついつい気になっちゃって」。打者の真後ろの位置でもあり、目を逸らすのは難しい。視聴者からも「わかるー!犬気になってた!」「言われたら確かに気になり出してきた」「犬で集中出来ないのはしょうがない!」と、共感する声が集まっていた。
すると日本におけるMLBの生き字引でもある福島氏は豆知識を紹介。ネット裏の広告について「広告に若い女性が映っていたんですよ。その時に、ピッチャーが全然集中できなくて。コントロールができなくて、それ以来映さなくなりました。1990年代ごろかなあ」と説明した。過去には観客席から投手に対してレーザー光線を当てて妨害するような悪質な行為もあったが、捕手のミットを目掛けて投げようとする投手にとって、すぐ隣で美女が微笑みかけるようなインパクト抜群の広告があったとすれば、投げにくいのも納得だ。改めて視聴者からも「目のある写真広告はNGだよね」という意見も届いていた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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