【MLB】ガーディアンズ5-3エンゼルス(9月14日・日本時間15日/クリーブランド)
大谷翔平擁するエンゼルスのショートに緊急事態だ。今季125試合に出場していたベラスケスが、前日の試合で守備の際に右足半月板を断裂。全治6週間で負傷者リストに入った。ベラスケスに代わりこの日ショートでスタメン出場したのはフレッチャーだったが、実はフレッチャーはケガでバットを振れない状態。仕方なくバントヒットを試みる打席が続いている。
チームの主力でありムードメーカーでもあるフレッチャーは、9月10日(日本時間11日)の試合で右手に死球を受けてそのまま負傷交代。打撲ではあったが、一時は骨折と発表され心配された。骨折ではなかったとはいえ、バットを握れる状態ではないということで試合は欠場していたが、昨日のベラスケスのアクシデントで急遽交代出場すると、この日はスターティングメンバーに名を連ねた。
守備にはつけるフレッチャーだが、やはりバットを振ることはできない模様。交代出場した前日の試合では2度の打席でいずれもバントヒットを試みたが、この試合でも3打席ともセーフティバント。結局2試合、5打席連続でバントとなった。
フレッチャーはバットを振ることは難しくとも守備ではしっかり貢献できていることから、ABEMAで解説を務めたAKI猪瀬氏は手首を返すような動きに痛みがあるのではないかと分析。続けてAKI猪瀬氏は「他の若手選手を試せばいいのに」とも苦言を呈したが、総合的に考えてのフレッチャー起用ではあるはずだ。早々にポストシーズン出場の目がなくなり、球団売却も発表された今季、エンゼルスは怪我人も続出し、トレードや選手起用でちぐはぐな印象を受けることもあった。バントしかできないフレッチャーのスタメン出場はそんな苦しいチームの人材難を印象付ける出来事といえるだろう。
フレッチャーは来年のWBCイタリア代表にも選出されている。ABEMAの実況・解説陣からは万全ではない状態での試合出場に「ケガを悪化させないようにしてほしい」と心配する声が上がっていた。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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