<大相撲九月場所>◇五日目◇15日◇東京・両国国技館
前頭十三枚目・王鵬(大嶽)が前頭十五枚目・照強(伊勢ヶ濱)を突き出しで圧倒し、初日から5連勝を飾った。王鵬の快進撃に、元横綱・白鵬の宮城野親方も「本当に嬉しい」と感慨深げな表情を浮かべた。
宮城野親方が「日本の父」と慕った第48代横綱・大鵬を祖父にもつ王鵬。昔から王鵬のことを知っているという宮城野親方は「やっぱり小さいときから相撲が好きだったし、白鵬杯にも3兄弟で出ておりましたからね」と振り返ると、初日から4連勝と活躍を続ける王鵬について「本当に嬉しいです」と感慨深げに語った。
「鵬」の字を継いだ者同士だが直接対決はなく、王鵬との対戦について「そういうドラマがあったらいいなとは思っていましたけど」とも明かした宮城野親方。王鵬の好調ぶりについては「ハズがいいですね。まずはハズで押していく。そこから無理に攻めきれなかったら、左四つでがぶりができますから。そういう流れがいいですよね」と、その成長に目を細めるように口にした。
その後の取組では、立ち合い潜り込むような姿勢で張っていった照強に対し、王鵬はまったく問題にせず落ち着いて突っ張りながら前進。力強い押し相撲で突き出しを決め、初日から5連勝となる白星を挙げた。宮城野親方も「相手をちゃんと分析して立ち合い立ちましたね」と称賛。一方、敗れた照強は4敗目を喫した。
(ABEMA/大相撲チャンネルより)
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