＜大相撲九月場所＞◇五日目◇15日◇東京・両国国技館
前頭九枚目・琴恵光（佐渡ヶ嶽）と前頭八枚目・北勝富士（八角）が頭と頭のぶつかり合いを繰り広げた。両力士とも出血して館内騒然となり、元横綱・白鵬の宮城野親方も「私も頭は怖かった」と明かした。
立ち合い手を出して当たると、互いに激しい突っ張りの応酬、そして頭と頭をぶつけ合いながら白熱した攻防戦を繰り広げた両者。攻めの手を緩めず北勝富士が前に出続け、そのまま押し出しで北勝富士が初日から5連勝となる勝ち星を挙げた。敗れた琴恵光は4敗目を喫した。
取組中、北勝富士は目尻から出血。対戦相手の琴恵光も額から流血し、館内は騒然となった。この事態に、ABEMAで解説を務めた宮城野親方は「（頭のぶつかり合いが）私も本当に怖くて」と現役時代の本音を告白。
来日当時は体重62キロと小柄だった宮城野親方は「やっぱり体が小さかったものですから、私も最初は頭と頭で当たる相撲でしたね。それから体に当てていく、合う相撲を見て研究して、そういうふうにしましたね」と回想すると、横綱に昇進してからも頭のぶつかり合いを避ける立ち合いをしていたと明かした。
両力士ともに出血した姿が中継画面に流れると、視聴者からは「あー・・・血が」「額割れた」「流血すごい」「痛そう」といった声が相次いで寄せられた。
（ABEMA／大相撲チャンネルより）
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