黒沢咲「ファイナルに残るしか道がない」笑顔と覚悟の5年目「優勝して甘いもの食べて、祝杯もあげたいです」/麻雀・Mリーグ
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 Mリーグでは「セレブ」の異名でおなじみのTEAM雷電・黒沢咲(連盟)。優しい微笑みと、優しくないほど強烈な打点を誇る麻雀で例年活躍してきたが、チーム全体が不調に見舞われた昨期は、その微笑みの数も少なかった。「転げ落ちていくのを止めることができませんでした」と語った昨シーズン、チームは歴史的大敗を喫した。今年はどう巻き返すのか。「ファイナルに残るしか道がない」中でも、シーズン中のスイーツ、そして優勝した際の美酒を想像し、また明るく新シーズンの一歩を踏み出す。

【動画】プロ麻雀リーグ「Mリーグ」昨期の戦いぶり

-5年目のシーズンを間近に控えた今の心境をお願いします。

 オフシーズンは長く感じました。個人としてもチームとしても酷い成績で終わってしまったので。勝つと次の試合まであっという間に感じられるんですが、ああいう結果だったですし。気持ちを切り替える時間は十分にあったので、またまっさらな気持ちで10月から戦いたいなと思います。

-▲1000ポイントという状況は、シーズン中でもどうにもならない雰囲気がありましたか。

 そうですね。ベクトルが下に向いちゃってるという感覚でした。どうしたらこうなるかがわからないままで、シーズン中は逆にすごく早く感じました。転げ落ちて行くのを止めることができませんでした。

-プロ人生でも、ここまで負けることはあまり経験がないのではないでしょうか。

 私はどちらかと言うとバイオリズムがはっきりしてるタイプなので、すごく調子がいい時と、何をしていても負けちゃう時があって、そういう意味では慣れっこでした。今回4人が4人ともそういう状況になってしまったので辛かったです。今は萩原聖人さん、瀬戸熊直樹さんが吹っ切れて、気持ちいい状態で開幕を待ってるように感じます。瀬戸熊さんはオフシーズン、タイトルを取ってもいるので、自信を完全に取り戻しています。人に頼っている場合じゃないんですけど(笑)。瀬戸熊さんとテレビ対局で当たった時、席に着いた瞬間のオーラがもう別人のようで「やばい、今日は絶対に瀬戸熊さんが勝つ」って思うことがありました。オーラが変わっちゃうってすごいですよね。嬉しくなっちゃって(笑)。頼もしいですね。

-黒沢さんもその勢いについていきたいですね。

 私は結構麻雀がスロースターターというか追い上げ型なので「もう準備は完璧だ」という状態で10月を迎えられるかはわからないんですが、それは毎年そうですね。

-苦しい状況でもご自身をポジティブに持っていくための調整方法はありますか。

 どうしても体力が必要です。Mリーグの時期にも別の大事な試合が入ってくるんですが「疲れたな」と自分で感じると、内容も途端に悪くなって、踏ん張りとか我慢がきかなくなってしまいます。オフシーズンは基礎的な体力をつけようということで、ジムに通いました。体の状態はベストコンディションで開幕を迎えたいなと思っています

-後輩である本田朋広さんについて先輩からアドバイスはありますか。

 去年はいろいろな刺激を受けて、結構苦しんだ場面も多かったと思います。すごく能天気であまり物事を引きずらず、基本的に明るいです。とても素直なのでみんなからの助言を受けると「なるほど、そうなんだ」と真に受けるタイプです。長所を活かして、切り替えてあまり深く考えずに楽しむという気持ちでやってほしいなと思っています。

-控室での食事シーンが話題にもなりました。シーズン中に何か食べたいものはありますか。

 普段はあまり甘いものを食べないんですよ、お酒が好きなので、おつまみばっかり食べるタイプです。でもMリーグが始まると萩原さんからレベルの高いスイーツはもらえるので、今から楽しみにしています(笑)。前にクセになって、シーズンが終わってから自分で買って食べていたら太ったので「アイスとかはもう禁止」とか、自分で決めています(笑)。始まったらまたおいしいものが食べられるかなと思って、楽しみです。甘いものを食べて、祝杯もあげられたら最高ですね、どんどん大きくなっちゃいますけど(笑)。

-最後に今季、チームはファイナルに行けないとメンバー入れ替えも発生します。個人、チームの目標をお願いします。

 チームとしてはファイナルに残るしか道がないです。でもあまりそれを意識してプラスになることは、私はないと思っています。やはり初心に戻って麻雀を楽しむ気持ちで、最後まで諦めずに一生懸命打つことを貫きたいと思います。個人的には「あまり欲張らずにプラスを目指したい」と去年の開幕前に言っていたんですが、もうちょっと自分でプレッシャーをかけた方がいいタイプかなと思って(笑)。まだ達成したことがない、シーズン終了時の+200ポイント以上ができたら、というのが目標です。

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合(全188試合)。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各20試合・全30試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(16試合)に進出し、優勝を争う。優勝賞金5000万円。

ABEMA/麻雀チャンネルより)

【動画】プロ麻雀リーグ「Mリーグ」昨期の戦いぶり
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