＜大相撲九月場所＞◇九日目◇19日◇東京・両国国技館
前頭三枚目・玉鷲（片男波）が、前頭二枚目・明生（立浪）相手に力強い相撲を見せて圧倒。実況を務めた舩山陽司アナウンサーは「37歳なんという勢いでしょうか」と驚きを隠せなかった。
37歳、現役の幕内力士最年長・玉鷲。初土俵以来、休まず土俵に上がっている鉄人がこの日も、圧巻の相撲でファンを魅了した。立ち合い、両力士とも頭から激しくぶつかっていくも、玉鷲は一歩も引くことなく、前へと圧力をかけ、最後は寄り倒した。勢い余って、玉鷲は土俵下に落下してしまったが、すぐに観客を気遣う余裕を見せた。
舩山アナが「前に出る圧力・早さ、すごいですね」とコメントすると、同じくABEMAで解説を務めた元前頭・蒼国来の荒汐親方は「37歳の相撲ではないですよね。言うことなしです。すごい…」と感心していた。玉鷲は1敗を死守し、勝ち越しを決めた。一方の明生は6敗目。
コメント欄も「玉ちゃんやったーー！！勝ち越しぃ！！」「37歳は嘘だろ…」「優勝あるで」「強いねえ」「勢いよすぎ 玉ちゃん勝ち越しいいぞー！」「あれで怪我しないのが鉄人」など大きな盛り上がりを見せていた。
（ABEMA『大相撲チャンネル』）
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