<大相撲九月場所>◇十日目◇20日◇東京・両国国技館
十両七枚目・炎鵬(宮城野)が十両二枚目・千代の国(九重)を押し出しで下し、4勝目の白星を挙げた。厳しい張り手に耐えて捨て身の押し出しを決めた炎鵬に、館内からは大きな拍手が沸き起こった。
立ち合い手を出して攻めた炎鵬。まわしを取ろうと探るも、千代の国が容赦ない突き・張りで応戦。炎鵬は攻めあぐねていたが、相手の張り手を必死に耐えると、最後は土俵際で低い姿勢になり前のめりに浮きながら捨て身の押し出しを決めた。炎鵬の大技に館内は歓声と大きな拍手で包まれた。炎鵬は4勝目。敗れた千代の国は今場所負け越しとなる8敗目の黒星を喫した。
捨て身の攻めで勝利した炎鵬に、視聴者からも「とんだ」「体当たり!」「タックル炎鵬」「うまいやん 炎鵬 空中殺法」と驚きや称賛の声が相次いで寄せられた。
(ABEMA/大相撲チャンネルより)