将棋の伊藤園お～いお茶杯王位戦の予選が9月21日に行われ、佐藤天彦九段（34）と片上大輔七段（41）が午前10時から対局を開始した。
佐藤九段は、2006年10月に四段昇段。竜王戦1組（1組：8期）、順位戦A級（A級以上：8期)。タイトルは名人3期で、棋戦優勝はタイトル戦昇格前の第2期叡王戦など4回。エレガントな装いから「貴族」の愛称で親しまれる。将棋では居飛車だけでなく近年では振り飛車も指しこなし、新たな将棋観を描いている。
片上七段は、2004年4月に四段昇段。竜王戦5組、順位戦C級1組。東京大学在学中にプロデビューし、史上初の「東大生棋士」としても話題に。2005年に同法学部を卒業した。
両者の対戦成績は、佐藤九段の4勝、片上七段の1勝。直近は2021年2月に行われた第62王位リーグ紅組1回戦での対戦で、佐藤九段が勝利している。再びリーグ入りに向けて前進するのはどちらか。持ち時間は各4時間。振り駒の結果、先手は佐藤九段に決まった。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
（ABEMA／将棋チャンネルより）
