「それ、捕っちゃう!?」走者・大谷翔平、相手の好守備に思わず珍ポーズ 痛烈ライナーで戻れず併殺もファン同情「これは戻れん」「投手が凄い」
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【MLB】レンジャーズ-エンゼルス(9月21日・日本時間22日/アーリントン)

 エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・DH」で先発出場し、7回の第3打席に2試合ぶりのマルチ安打となる一塁への内野安打で出塁した。ところが直後の4番・ウォードが痛烈なピッチャーライナーを放つと、レンジャーズのバークが好捕。飛び出した大谷が「それ、捕っちゃう!?」というようにバランスを崩して、併殺となる珍シーンが誕生した。

【映像】思わずバランスを崩して珍ポーズになった大谷翔平

 開幕当初から投打二刀流として活躍を続ける大谷は、今日が打者としては144試合目の出場。第1打席に痛烈なゴロで「大谷シフト」を貫くライト前ヒットで7試合連続安打をマークすると、第3打席は詰まった当たりのゴロがファーストに飛んだが、俊足を活かして全力疾走。相手野手よりも早く一塁を駆け抜け、内野安打を稼いでいた。

 今季も11盗塁をマークし、三塁打も6本と高い走塁能力を持つ大谷だけに、打球に対する反応も鋭い。ただ、時にはこれが仇になることもある。7回の内野安打で一塁にいた大谷だったが、ウォードがセンター前に抜けようかという強烈なライナーを放った瞬間、二塁に向かってスタート。ところがレンジャーズ・バークが好捕したことで、大谷は一塁に戻れず併殺に。バークの超ファインプレーでもありながら、結果的には大谷が少しでも早く次の塁を目指した結果が、併殺につながることになった。

 バークの好守備がなければセンター前に抜け、三塁を目指そうかという大谷だっただけに、捕った瞬間を見届けると「それ、捕っちゃう!?」と大きくバランスを崩すことに。一塁に戻る姿勢こそ見せたが、最後は諦めて無理にスライディングなどはしなかった。一連のプレーにファンから「まぁこれはバック無理」「たまたまでもこれは相手投手をほめるべき」「捕った投手が凄い」と、バークを称える声が大半だった。
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