<大相撲九月場所>◇十三日目◇23日◇東京・両国国技館
前頭七枚目・碧山(春日野)が、前頭十五枚目・照強(伊勢ヶ濱)を叩き込みで下した一番で、照強が敗れる瞬間、バランスを崩すような場面があった。相撲ファンからは「塩で自爆」「自分の塩で滑った!」などの声がコメント欄に寄せられた。
照強と言えば、時間いっぱいになると手に山盛りの塩を持ち、土俵の反対側まで届くほど豪快に塩をまくことで知られる力士。碧山戦でもルーティンを守り、国技館に集まったファンを沸かせた。
しかし、その後の取組では立ち合い正面からぶつかると、碧山に叩き込まれ、照強は前のめりに倒れて両手が地面についた。一瞬の勝負に客席からはどよめきが沸き起こった。碧山は4勝目。一方の照強は8敗目と負け越しが決定した。
ABEMAで解説を務めた元栃東の玉ノ井親方は「碧山は照強を中に入らせないようにしてからの引きでしたね。ちょっと照強はいつもの粘りが今場所見られないというのもありましたし、本来ならこんな引きで負けるような力士じゃないと思うんですけどね」とコメントした。
また自らまいた塩の影響で滑ったように見えた照強の姿に、視聴者からは「塩まじで滑るからやめれ」「誰やねん塩蒔いたやつ」「明日から減塩な」といったツッコミが相次いで寄せられた。 (ABEMA『大相撲チャンネル』)
2025年11月場所 千秋楽
更新日時:2025/11/23 19:08
※ ○=勝ち、●=負け、□=不戦勝、■=不戦敗




