【MLB】ツインズ-エンゼルス(9月23日・日本時間24日/ミネソタ)
エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・投手」で先発出場し、投手として6回途中、3安打2失点7四死球7奪三振で、メジャー自己最多を更新する14勝目の権利を持って降板した。目標とするシーズンの規定投球回には、あと9回(153回)と迫り、史上初となる「規定打席&規定投球回」の到達に、また一歩前進した。
投打二刀流として活躍している大谷だが、今季はメジャー5年目で投手としては最高のシーズン。開幕投手を務めて以来、一度も先発ローテーションから外れることなく投げ続けると、メジャーでは自身初の2ケタ勝利を達成。この日の試合中には、日本人選手としては4人目となる200奪三振も達成した。球速、変化球のキレなど、過去4年と比較しても全ての面でレベルアップをしているが、14勝目がかかった試合でも同様にマウンド上に立ちはだかった。
1回、気温12度と低温かつ大量の雨が降りしきる最悪のコンディションの中、2番から四球、死球、死球と3連続で四死球を与える苦戦ぶり。それでもなんとか併殺間の1点だけで切り抜けると、2回から奪三振ショー。得意球であるスライダーを生命線に4回から5回にかけては5者連続三振を奪うと、5回2死までノーヒット投球。決して本調子ではない中でも、尻上がりに状態を整え、好投に続けた。それでも6回は先頭打者に安打を許すと、そこから四球、安打、四球。ちょうど100球目を迎えたところ、無死満塁の場面で降板した。
ヤンキースのジャッジが、リーグ記録を更新するペースで本塁打を量産、三冠王にもなろうかという勢いで打ちまくっている中、大谷が2年連続のア・リーグMVPに選出されるカギと言われているのが、史上初の「規定打席&規定投球回」のダブル達成。投手・打者、どちらでもチームの主軸として活躍しなければ届かない記録だけに、現地メディアでも注目されているポイントだ。その上に投手として15勝、打者として40本塁打まで数字を伸ばすことになれば、MVPの投票権を持つ現地の記者陣も、さらに頭を悩ませることになる。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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