【MLB】ツインズ2-4エンゼルス(9月23日・日本時間24日/ミネソタ)
エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・投手」で先発出場し、投手として5回0/3を投げて3安打2失点7奪三振と力投、今季14勝目を手にした。この日は試合開始前から雨が降り、さらに気温も12度という過酷なコンディション。大谷も初回だけで3四死球を出すなど、最終的には7四死球を出す苦労ぶりだったが、まさに命綱になったのが100球中、42球も投じたスライダー。2回、この試合初の奪三振となったのもスライダーだったが、横に滑らすのではなく、下に落とす「縦スラ」に相手打者が呆然してしまった。
大谷の球種はストレート、スライダー、スプリット、カットボール、カーブ、最近取り入れたツーシームが知られるところ。特にスライダーは今季の後半戦に入ると投球の割合がかなり増え、それまで主力だったストレートよりも多く投げている。実際にこの日の試合でも、雨でボールが滑る中、カウントを取り、さらに決めに行く球種としてスライダーを選択。曲げ方も横に曲げるだけでなく、縦に落とす変化も加えていた。
この縦スラの餌食になったのが、ツインズの8番・コントレラス。カウント1-2と追い込むと、コースとしては真ん中低めを通過する軌道だったが、最終的には捕手のスタッシのミットが地面に触れるほど落ちた。見たこともないような落差、軌道を描いた縦スラに対して、コントレラスは空振りをした後も呆然。ベンチに引き下がる瞬間も、何が起きたのかと言わんばかりに、球場のビジョンで確認し続けていた。
ABEMAの中継でゲスト解説を務めた古田敦也氏も「本当に器用な投手です」と高く評価する大谷であれば、最も得意とするスライダーなら曲げ幅、方向は自在。ファンからも「いい曲がり」「めちゃめちゃ落ちるな」「引き出し多いな」「今のは打てん」と驚きのコメントが集まっていた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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