頼れるリーダー稲葉陽八段、怒涛の成桂攻めで木村一基九段を圧倒 チーム4連勝で優勝に王手/将棋・ABEMAトーナメント 将棋 2022/09/24 20:32 拡大する 将棋界の早指し団体戦「第5回ABEMAトーナメント」の本戦トーナメントの決勝、チーム稲葉とチーム斎藤の対戦が9月24日に生放送された。第1局から第3局までチーム稲葉が3連勝する快進撃を受けての第4局は、リーダー稲葉陽八段(34)が木村一基九段(49)に快勝。チーム4連勝で、優勝に王手をかけた。【中継】第5回ABEMAトーナメント 本戦トーナメント 決勝戦 チーム稲葉VSチーム斎藤 押され気味に見えた序盤、中盤から終盤は怒涛の成桂攻めで受け巧者、木村九段を圧倒した。後手番で始まった相居飛車の将棋は、木村九段が工夫を凝らした矢倉模様から銀冠に対し、稲葉八段は雁木を採用した。序盤、木村九段が桂馬の交換から1筋、2筋に桂香3枚に飛車、角といった戦力を集中した攻めを展開。稲葉八段も「最初攻められて、はっきり苦しくしてしまった」と苦戦を自覚する序盤だった。 続きを読む