大谷翔平、自己最長タイ11試合連続安打にマルチ安打も今季93打点で2年連続100打点にあと「7」

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【MLB】ツインズ3－10エンゼルス（9月25日・日本時間26日／ミネソタ）

　エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・DH」で先発出場し、5打数2安打1打点で自己最長タイとなる11試合連続安打をマークした。9回の第5打席では、レフト前にタイムリーを放ち、今季93打点目。2年連続100打点にあと「7」と迫った。

【映像】11試合連続安打となった第1打席のヒット

　9月に入りコンスタントにヒットを放っている大谷は1回1死二塁からの第1打席で打球速度162キロと痛烈なライナーでセンター前に弾き返すヒット。相手の守備の乱れもあり、打点にこそならなかったが先制点を呼び込んだ。続く第2打席も鋭いゴロをセンター方向に放ったが、相手野手の好守備に阻まれてショートゴロに。第3打席、第4打席は平凡なゴロに倒れたものの、第5打席には速球に対してうまくバットコントロールし、レフト前へのタイムリー。打点を1つ稼いだ。

　力強いスイングで打球速度は毎回、160キロから170キロを当たり前のように計測しているが、角度がつかない打球が増えているのは気になるところ。絶好調時はアウトになっても、あとひと伸びすればフェンスオーバーという外野フライを連発するだけに、いい形で今シーズンを終えるために、どんな微調整を入れられるかが注目にもなってくる。

　大谷は本塁打のリーグ記録、さらに三冠王を目指して打ちまくるヤンキースのジャッジと、ア・リーグMVPを激しく争っている。大きなポイントと言われている大谷の「規定打席＆規定投球回」の達成には、規定投球回「162」に対して、あと9回まで迫っており、残り2試合の登板機会でクリアが期待されるところ。さらにはあと6本の2年連続40本塁打、あと7打点の2年連続100打点まで到達すれば、MVP獲得に向けて強い追い風が吹く。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）