11月1日に控える、WBC世界ライトフライ級王者の寺地拳四朗との王座統一戦に向けて、弾みになる一戦だった。9月23日に生放送されたボートレース特番「YOUNG!YOUNG!YOUNG!-アスリート応援バラエティ-」では、WBA世界ライトフライ級王者の京口紘人が、シュートボクサーで総合格闘家のRENAとの異種格闘技戦を敢行。初戦では惜しくも敗れたものの、続く勝負では見事にリベンジを果たし、力強いコメントで周囲を沸かせた。
最初の勝負は、モーターなどの動力はなく手や足に追従して動く動作拡大型ロボット「スケルトニクス」を使った「スケルトニクス・ファイター ボクシング対決」で、スケルトニクスに付けた風船を60秒以内に多く割った方が勝利。両者一歩も退かない戦いは延長戦までもつれ、最終的にはRENAが見事にバックブローを決め、接戦を制した。この結果にMCを務めたぺこぱのシュウペイと松陰寺太勇の2人がRENAに「狙ってたんですか?」と聞くと、RENAは「ボクシングにはないんで…」とニヤリ。白熱した戦いには視聴者も「RENA選手強い」「すげーー戦い」「異種格闘技戦」などと大盛り上がりの様子だった。
続く勝負はセンサーを内蔵した刀での「デジタルチャンバラ」で、第1試合で京口は女子野球選手の笹川萌と対決。これに2対0で難なく勝利すると、決勝戦では再びRENAと衝突した。「絶対リベンジします」。裸足になって本気モードの京口は、ボクシングさながらのステップを駆使して攻めるも、先制点はRENA。だが、さらにギアを上げた京口は「忍者のようだ。なんだこれは!」と実況も驚く軽やかな左右への高速ステップを見せ、立て続けにポイントを奪って逆転勝利を手繰り寄せた。
これに周囲が「本気の戦いだった」「いい戦い」と舌を巻くと、京口は「最後にリベンジできた」と満足気。番組内でのボートレース予想は「ダメだった」と頭を掻いたものの、「統一戦に向けて、弾みになったんじゃないですか?」との問いには「そうですね」とし、「次の統一戦でしっかり勝って、(王座を)統一したい」と頼もしい言葉を残した。
(ABEMA/BOATRACEチャンネルより)