経験十分のベテランの男性3人に、一から育てたと言ってもいい女性1人の4人組。プロ麻雀リーグ「Mリーグ」の赤坂ドリブンズにとって、勝利と育成の両方を求めた戦いも4年目を迎える。リーグ初年度に園田賢、村上淳、鈴木たろう(いずれも最高位戦)の3人で初代王者になると、翌シーズンにプロ入り間もない丸山奏子(最高位戦)をドラフトで抜擢指名。「常勝軍団」として最強の4人を揃えることよりも「経験の浅い選手を育てるチーム、一緒に成長できる選手」を選んだ。昨期、レギュラーシーズン7位に終わり、今期はファイナルシリーズ進出が絶対必要な中、指揮する越山剛監督は選手起用について「一番強い人が一番出るべき」とシンプルな答えを示した。