【MLB】エンゼルス-アスレチックス(9月27日・日本時間28日/アナハイム)
大谷翔平が「3番・DH」で出場した試合の5回、アデルがアスレチックス2番・ガルシアが放ったレフトへの大飛球を見事なホームランキャッチ。スタジアムを沸かせた。しかし、その後に現地映像で流れた過去にトラウトが披露した衝撃的すぎるホームランキャッチに視聴者が騒然。アデルのホームランキャッチが霞んでしまう一幕があった。
問題のシーンは3-3の同点で迎えた5回表アスレチックスの攻撃。この回先頭のガルシアがエンゼルス先発サンドバルのスライダーを捉えると、打球はレフトへ高々と舞い上がった。打った本人も確信歩きするほどの大きな当たりに、ホームランを覚悟したか心配そうに打球の行方を追うサンドバル。しかし、その心配は一転、アデルの好プレーで歓喜の瞬間へと変わった。
じりじりとフェンスとの距離が詰めたアデルは、フェンス手前でジャンプ一番。ゴツンという鈍い音を響かせたアデルは、フェンスに体をぶつけながらホームランボールをもぎ取ってみせた。サンドバルが両手を叩いて喜んだビッグプレーにアデルはオラオラ全開。アデルに歩み寄ったセンターのトラウトとパチンと手を合わせたが、得意気なアデルの様子にトラウトは思わず笑みを浮かべた。
その後、サンドバルが3番・マーフィーを空振り三振に打ち取って2アウトとしたところで、そのトラウトが見せた超絶ホームランキャッチの映像がフラッシュバックとして現地映像で紹介された。
2015年9月、本拠地での一戦。センター後方に上がった大飛球めがけて一直線に背走したトラウトは諦めることなく、フェンスに飛びつくと右手でフェンスをつかみ、駆け上がってフェンスの向こう側にあったボールをもぎ取った。さらに着地するなり内野に返球。その後、右手を振って渾身のガッツポーズを決めた。
当時の映像を見たABEMA実況の節丸裕一アナが「これはすごいですよね。フェンスの先、1メートルくらいは行っていたのでは」と驚いたように語ると、視聴者からも「これは打者ガッカリ」「トラウトやべーなw」「相手が泣くわ」「登ってるw」「忍者やん」などの反響が殺到していた。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)





