「SUNTORY 将棋オールスター 東西対抗戦2022」の関西予選Aブロックが10月1日に行われた。ファン投票で東西3人ずつ選ばれ、残り3人ずつの出場枠を目指して戦う予選。関西から決勝進出一番乗りを決めるのは誰だ。
関西予選Aブロックには21人が参加。実績十分のベテランから、勢いのある若手までが揃い、激戦が予想される。戦いの中心になると見られているのは、竜王1期で順位戦A級所属の糸谷哲郎八段(33)だ。非公式戦ながら、同じ早指しのABEMAトーナメントでも高い早指し適性を見せ、リーダーとしてチームを本戦進出へと導いた。
さらには、振り飛車党の第一人者でタイトル獲得通算7期の久保利明九段(47)、元祖“冬将軍”でタイトル通算7期の南芳一九段(59)、十段・王座獲得経験を持つ福崎文吾九段(62)らベテラン勢も参戦。また、若手からは前期叡王挑戦者の出口若武六段(27)、大橋貴洸六段(30)、服部慎一郎五段(23)らが有力候補だ。
◆SUNTORY 将棋オールスター 東西対抗戦2022 ファン投票による選出(東西各3人)、予選(東西各3人)、決勝戦(東西各6人)によって構成される。12月下旬に開催予定の決勝では、個人戦と団体戦のポイント数で優勝チームを決定。対局は全て持ち時間なし、初手から1手30秒未満で行われる。先手・後手は振り駒で決める。
(ABEMA/将棋チャンネルより)