【プレミアリーグ】クリスタルパレス1-2チェルシー(日本時間10月1日/セルハースト・パーク)
「今日は勝てるかもしれない」そんなサポーターの思いを一瞬で打ち砕くスーパーゴールが生まれた。あまりの無慈悲な一撃に、ゴール裏のサポーターが思わず頭を抱えてしまう場面が映し出された。
中断期間を経て、プレミアリーグが再開。セルハースト・パークでは、クリスタルパレスがチェルシーを迎えた一戦が行われた。
試合は7分、U-21フランス代表FWエドゥアールのゴールで、クリスタルパレスが先制する。その後も、自陣にブロックを敷いてカウンターを狙うホームチームが主導権を握る展開となった。
しかし38分に流れが変わる。チェルシーの右サイドバック、イングランド代表DFジェイムズが対角のロングボールを蹴ると、前線に残っていたブラジル代表チアゴ・シウヴァが頭で落とす。ボックス内にこぼれたボールを、元ガボン代表FWオーバメヤンが巧みな反転から右足を一閃。これがゴールネットに突き刺さり、チェルシーが試合を振り出しに戻した。
解説を務めた大宮アルディージャのGK南雄太も「素晴らしいですね」と絶賛する一撃。スタジアムではチェルシーサポーターの大合唱が始まる。一方でリードしながら追いつかれたクリスタルパレスのサポーターは意気消沈。ゴール映像では、ゴール裏で観戦するクリスタルパレスのサポーターが次々に頭を抱えるシーンが映し出された。
なお、試合は同点のまま前半を終えると、試合終了間際の90分、昨シーズンまでクリスタルパレスでプレーし、今シーズンからチェルシーに復帰したイングランド代表MFギャラガーのミドルシュートが決まって勝負あり。チェルシーが逆転勝利した。
(ABEMA/プレミアリーグ)