“最速最強”を超えてきた!多井隆晴「初めてですね」とドヤ顔の開幕2連勝/麻雀・Mリーグ
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 これ以上ない滑り出しだ。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2022-23」10月14日の第1試合、渋谷ABEMAS・多井隆晴(RMU)が自身2連勝となるトップを獲得。例年、自他ともに認めるスロースターターである多井もこの結果には「ビックリしてます、自分でも」と語った。

【映像】会心の連勝に多井隆晴もドヤ顔でポーズ

 この試合は東家からKONAMI麻雀格闘倶楽部・高宮まり(連盟)、赤坂ドリブンズ・鈴木たろう(最高位戦)、セガサミーフェニックス・近藤誠一(最高位戦)、多井の並びで開局。多井は東1局、親の高宮の仕掛けに5800点の放銃。高い守備力を持つ男がいきなりの失点、自身はテンパイからの放銃とはいえ、やや不安な立ち上がりだ。しかし東2局2本場に先制リーチ、これが流局ながら1人テンパイで3000点を入手すると、勝負の潮目が変わる。東3局3本場、タンヤオ・赤2のカン四万待ちをダマテンにすると、たろうからアガって5200点(+900点、供託2000点)をゲットだ。

 続く東4局、自身の親番ではまずダブ東・赤を近藤からアガって5800点。1本場では自然な形でホンイツ仕掛け。またも近藤からロン、ホンイツ・赤・ドラ2の1万2000点(+300点)を手に入れると、ダントツ状態となった。2本場はリーチでまたも親満、今度はツモアガリでライバル3者の点棒を減らし、その後は鉄壁ガードで逃げ切った。

 序盤につまずいたものの、ひとたび勢いを掴むとその後は圧巻の内容。自身開幕2連勝となるこの結果に試合後は「らしくないですよね、あんまり。2着が3回くらいの人だからね。初めてですね、こんな2連勝なんてね。ビックリしてます、自分でも」と照れ笑い。

 「この前もそうだったんですけど、今日のトップも松本(吉弘・協会)のすごい良いトップがあったので。チームのスコアが自分のスコアだと思って打っていて『+170持って対局してるんだ』という心の余裕があって」と、試合中の心境を打ち明けた。前回登板の際は日向藍子(最高位戦)のトップに後押しされ自身開幕戦で初トップ、この日も頼れる仲間に背中を押されていた。

 「このままチームの勢いをなくさないように、最後まで集中して打ちたいと思います」と、控えめに語りながらも笑顔で決めポーズ。絶対的エースが開幕ダッシュに成功、5年連続のファイナル進出、そして初優勝へと期待を膨らませたファンからは「多井プロナイス!!!」「謙虚なたかちゃん」「たかはる、やったー!」「アベマズ念願の優勝いけるか??」とエールが殺到していた。

【第1試合結果】

1着 渋谷ABEMAS・多井隆晴(RMU)4万6000点/+66.0
2着 赤坂ドリブンズ・鈴木たろう(最高位戦)3万1700点/+11.7
3着 KONAMI麻雀格闘倶楽部・高宮まり(連盟)2万6200点/▲13.8
4着 セガサミーフェニックス・近藤誠一(最高位戦)-3900点/▲63.9

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合(全188試合)。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各20試合・全30試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(16試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)

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