こんな不運、嘆かずにはいられない。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2022-23」10月14日の第2試合で親倍満放銃の憂き目にあい、痛恨の箱下ラスを引いた赤坂ドリブンズ・園田賢(最高位戦)がインタビューで思わず雄叫び。視聴者の笑いを誘う場面があった。
この試合は全19局、日付が変わる直前までかかる長丁場となったが、その中で園田のアガリはわずかに1回、東場の親番での2900点のみだった。チャンス手が入ったと思いきやライバルの早い攻めに太刀打ちできず、ラス回避のために仕掛けた南4局は逆にラス目のセガサミーフェニックス・茅森早香(最高位戦)へ親倍満の2万4000点を放銃、▲82.7という大敗を喫する憂うつな夜となった。
心中を察したリポーターから「園田賢、心の叫び、全力でいきましょう!」と促されると「これもう全米が泣いたでしょ!」と切り出して「園田視点で見てたら、涙ポロポロポロポロ溢れ出てしょうがないですよ!」。さらに「凌いで凌いで『今日イチの配牌来た!』と思ったら南ポン、中ポン、2巡目リーチ。こんなん二万切るしかないよね(切ったら)一発ロンですよね」と早口でまくしたてた。痛恨の親倍満放銃については「トップからラスに落ちることを考えると、まあ良い2万4000の放銃だった」と前向きな考えも。
視聴者は「全米が泣いたwww」「ギャハハww」「いやいや爆笑よ」「泣こう今日は」「ソノケンいっぱい喋ろう!!」と大笑い。日付が変わる直前まで行われた対局ということもあり、“独演会”には運営側からストップ要請がかかって幕引きだ。
最後は「こういうの(大敗)が序盤で来て良かったと思うしかないですね」と語り、視聴者からは「次回返り討ちしてください」「頑張って 応援してるで」「これでグツグツしてたらプロは務まらんわな」と激励の声も投稿されていた。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合(全188試合)。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各20試合・全30試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(16試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)