日本プロ麻雀連盟の女流プロ最高峰タイトル「女流桜花」への挑戦権を争う女流桜花Aリーグ第7節C卓が10月17日に行われ、プロ麻雀リーグ「Mリーグ」KONAMI麻雀格闘倶楽部で活躍する伊達朱里紗が、4戦全勝と完璧な内容で卓内トップを取り、来期のリーグ残留を決めた。
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前節終了時点では16人中14位と降級圏内にいた伊達だが、この日は大爆発。1回戦、競り合いの中で小さいながらもトップを取ると、2回戦も終盤で一気に加点して1人浮きのトップ。3、4回戦も序盤で稼いだポイントを活かしての逃げ切りを決め、無傷の4連勝を果たした。同じくMリーグ、EX風林火山でプレーする二階堂瑠美、二階堂亜樹の「二階堂姉妹」、以前はセガサミーフェニックスに所属していた和久津晶と、経験も実績もある先輩3人に対して圧巻の全勝を果たし、暫定順位も11位に浮上。残り卓の結果に関係なく、リーグ残留を決めた。
会心の一日を過ごした伊達は「ファンの方の応援やはげましが力になって、今節は素晴らしい結果を残せました。とはいえまだまだ未熟な部分もあるので、日々鍛錬してもっと強くなりたいと思います」と、ファンに感謝していた。
【試合結果】
1位 伊達朱里紗 ＋91.6
2位 二階堂亜樹 ▲4.3
3位 二階堂瑠美 ▲33.2
4位 和久津晶 ▲54.1
◆女流桜花 2006年度に設立された、日本プロ麻雀連盟所属の女流プロによる1年のリーグ戦。上位16人がAリーグで、年間成績上位3人が前年度の女流桜花と3日間、半荘12回に女流桜花決定戦を行う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長。ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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