【MLB】パドレス0-2フィリーズ(10月18日・日本時間19日/サンディエゴ)
パドレスのダルビッシュ有投手が先発登板し、7回95球を投げ3安打2失点7奪三振と力投したが、ソロ本塁打2本を浴びると、味方打線も沈黙。好投が報われず敗戦投手になった。7試合制のリーグチャンピオンシップの第1戦でもあり大事な試合でもあったが、ダルビッシュには第4戦ないし第5戦にリベンジの機会がありそうだ。
【映像】ダルビッシュ、迫力満点の約156キロストレートで見逃し三振
初回を除けばスライダーの切れ味、ストレートの威力ともに申し分ないダルビッシュだったが、フィリーズが誇る強打者2人の一発だけが悔やまれた。3回1死からポストシーズンで絶好調の4番ハーパーに外角高めの球を流し打たれると、ダルビッシュ本人も外野フライかという様子で見送っていたが、打球はそのままぐんぐんと伸びてレフトフェンスをオーバー。手痛い先制ソロとなった。6回には先頭打者だった1番シュワバーに特大150メートルのソロ本塁打を許した。
それでも完璧に打たれたのはこの2本ぐらいなもの。2回から4回にかけては、あうと9個のうち7個を三振で取るなど、フィリーズ打線を翻弄するシーンも数多かった。前回登板のドジャース戦でも1回から3回まで3イニング連続でソロ本塁打を許したが、1点しか入らないホームランはOKという認識の投球を続けており、この試合でもおおよそイメージ通りにゲームを作れていたようだ。
ダルビッシュにはリベンジの機会が残されている。7試合制のリーグチャンピオンシップの第1戦こそ落としたが、第4戦ないし第5戦に同シリーズ2度目に登板する可能性は十分にある。レギュラーシーズンでも30試合中25試合でクオリティースタートを記録したエースだけに、あとは味方打線の援護さえあれば自然と白星が手に入る。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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