日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」へとつながる鳳凰戦A2リーグの第7節B卓が10月18日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、井出康平が1人浮きの卓内トップを取った。
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前節を終えて16人中最下位と、降級のピンチに陥っていた井出だが、意地を見せるとばかりに今節は絶好調。1回戦からトップでスタートを切ると、全4戦でトップ2回、2着1回、3着1回とラスなし。60ポイント近いプラスを叩き出して1人浮きの卓内トップとなると、トータルでも暫定ながら最下位を脱出し15位と1つ順位を上げた。
現在の残留ボーダーは▲50前後で、井出はあと60ポイントが必要。「諦めないです。以上」と短い言葉でさらなる反撃を誓っていた。
【試合結果】
1位 井出康平 +59.1
2位 瀬戸熊直樹 ▲7.6
3位 山田浩之 ▲10.3
4位 内川幸太郎 ▲41.2
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長。ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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