似ている絵柄が現れるたび、叫ばずにはいられない。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2022-23」10月27日の第1試合。選手に役満・四暗刻のテンパイが入り沸騰する局面で、名物実況が声を枯らし、視聴者からも大きな反響が寄せられた。
東3局、KADOKAWAサクラナイツ・岡田紗佳（連盟）が5・8索と8筒の変則三面張でテンパイ、8索と8筒を自力で引けば四暗刻、4万8000点となる大チャンスを迎えた。意を決して岡田はリーチ、その後、先制リーチをかけているKONAMI麻雀格闘倶楽部・高宮まり（連盟）がツモ切ったのは自身のアガリ牌3・6筒と岡田が待つ8筒の真ん中7筒で、これに日吉は思わず「間を通る、6と8の間の7！」と絶叫した。
さらに岡田が9筒を引くと、その絵柄が8筒に似ていることもあってか「9筒！違う！なんで近いところばっかり！」とさらに絶叫を繰り返す。視聴者も1巡のたびにドキドキハラハラ、この日一番ともいえる盛り上がりの展開に「となりいいいいいい」「おっしい」「ズレてた…」「ドキドキする！」と多くのコメントが寄せられた。
結果は8筒を高宮が掴み、岡田はリーチ・タンヤオ・対々和・三暗刻の1万8000点を獲得。惜しくも今期リーグ2度目の役満は未遂となったが、アガリ牌をすり抜ける「惜しい」ツモ連発に実況は絶叫、視聴者もその思いに寄り添い、大いに興奮して結果を見守ったという白熱のシーンだった。
※連盟＝日本プロ麻雀連盟、最高位戦＝最高位戦日本プロ麻雀協会、協会＝日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合（全188試合）。上位6チームがセミファイナルシリーズ（各20試合・全30試合）、さらに上位4位がファイナルシリーズ（16試合）に進出し、優勝を争う。
（ABEMA／麻雀チャンネルより）
